2007年07月19日

メロディーでも詩でもテンポでも検索

 midomiは、モハジャーCEOらスタンフォード大学の卒業生4人が2005年9月に立ち上げたベンチャー企業・Melodisが展開するサービスだ。「鼻歌で楽曲を検索する」というアイデアを思いついたのは2004年。その後2年かけて技術開発し、今年1月末に米国でサービスインした(関連記事参照)。

 技術のキーは、人の声のマッチングに特化した検索エンジン「MARS」(Multimedia Adaptive Recognition System)だ。メロディーだけでなく、歌詞(音声を解析しているため言語に依存しない)や音程、リズムの特徴、息継ぎのタイミングなど、複数の要素を組み合わせて検索できるのが特徴だ。

 検索時にどの要素を重視するかも、吹き込んだ鼻歌をもとに自動で判別する。例えばハミングなら、詞は無視してメロディーを優先してマッチング。ラップなら、メロディーは無視してテンポと詞をマッチングする、といった具合だ。

 現在のサービスは、メロディーマッチングを最優先にしているが、歌詞も同時に解析している。このため、同じメロディーだが歌詞の異なる「キラキラ星」「ABCの歌」「The Farmer in the Dell」の3曲を別の曲として認識するわけだ。

 鼻歌で楽曲を検索するシステムには、米Gracenoteが開発した「MusicID」などがある。国内でもauの「うたって検索」など似たサービスがあるが「当社の技術はまったく別」とモハジャーCEOは言う。

 「他社のサービスは、メロディーだけとか歌詞だけといった単一の要素か、せいぜい2つの要素だけでしか検索できない。だがmidomiはメロディー、歌詞、リズムなど複数のキーを組み合わせて検索でき、どのパラメータを重視するかも自由に設定できる。データベースも原曲を利用せず、ユーザーが吹き込んだ鼻歌。声と声とをマッチングするという意味でも、他のサービスとは異なる」



posted by komuro at 00:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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